コロナ感染症が今日から5類に引き下げられましたね。
ご来店されるお客様も、マスクあり・なし いろいろな方がいます。
戸惑うのが、「マスクなし」だと、お客さまが、誰だかわからないのです💦
マスクの下の顔を、勝手に自分の妄想で作り上げているのでしょうね~
長引く咳が多いです
ゴールデンウィークも日曜日以外は、お店を営業していましたが、その時に感じたことは、例年よりも咳が長引いている方が多いことです。
弱々しい、コホンコホンという感じのタイプが多いのですが、中には強めの咳が出だしたら止まらないとか、夕方以降に咳が出だす、、、など様々です。
咳の漢方
①弱々しい小さめの咳には→参蘇飲(じんそいん)
②強めの咳→五虎湯(ごことう)
③のどがイガイガし、痰がからんだ咳→麦門冬湯(ばくもんどうとう)
④夜間にでる咳・アレルギー性の咳→小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
咳の漢方薬の説明
①参蘇飲(じんそいん)
六君子湯(りっくんしとう)から白朮(びゃくじゅつ)を除き、温めて、巡らせるものを足した処方
胃腸の弱い方にも使えます。
②五虎湯(ごことう)
麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)に桑白皮(そうはくひ)を加えた処方
肺の利水(水をさばく)と炎症を鎮める作用があります。体力が弱ったときにはあまり使わないものです。
③麦門冬湯(ばくもんどうとう)
粳米(こうべい)といって、焼いた米が入っています。漢方カフェで飲むと、香ばしくおいしい味です。麦門冬には、肺と胃をうるおす作用があり、乾いた咳に使います。半夏もはいっているので、のどにつまったような感じも解消されます。
④小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
冷たい空気を吸い込んだ時・アレルギー物質を吸い込んだ時などにでる鼻水・咳には、小青竜湯がおススメです。四神の一つである「青竜」と麻黄を関連づけて、命名されました。麻黄・細辛が体をあたため、五味子・細辛が咳をおさめ、半夏が水をさばきます。
漢方カフェでも飲めますよ!
麦門冬湯(ばくもんどうとう)・小青竜湯(しょうせいりゅうとう)は、1杯418円で、漢方カフェで飲めますので、ご気軽にご来店くださいねー。