つわりがひどい方へ 対策と注意点 漢方薬

子宝相談

 子宝相談は私の得意分野です(^^♪
妊活中は生理が来るたびに落ち込まれる方も多いですが、妊娠判定陽性になったときの喜びはひとしお!さらに、出産のご報告は、一番うれしいですね~~~
今日は、つわりのひどい方に、参考になればと思い綴ってみます。

つわりはいつまで?
 つわりは、早い方で妊娠5週目くらいから始まります。
生理が来ないな~と思ったら、吐き気がして、妊娠検査薬で陽性反応が出て、妊娠を知ったという方も多いです。ほとんどの方は、15週くらいでおさまることが多いです。妊娠15週目というと、妊娠が安定してきて、漢方薬もそろそろやめてもいいかな~と私も安心をする頃です。

つわりの程度は人それぞれ
 「つわりは病気じゃない」と厳しい言葉を聞くこともありますが、私としては、つわりを甘くみないで!と思います。つわりは、赤ちゃんからの「無理をしないで~~~」というメッセージ♡
おかあさんだけが感じられるメッセージなので、その言葉を大事に受けとめてあげてほしいです。

空腹になるとムカムカする
 血糖値が下がると、気分が悪くなります。何か食べるとおさまるので、ついつい間食(おやつ)が増えてしまいます。程度が過ぎると、妊娠糖尿病を引き起こす原因になるので、りんご・みかん・オレンジなど、すぐに食べられる果物を用意しておくと良いですね。
仕事中で果物が難しい方は、当店おススメの酵素がありますので、それを薄めて水筒などに入れて持ち歩くと良いですよ!

吐いてなにも食べれない
 吐き気がひどく、何を食べても吐いてしまう人は、まずは水分補給をしっかりとし、脱水にならないように気を付けましょう!だし汁、野菜スープなどがおススメなのですが、これは個人差が大きいので、自分が食べられるものを優先して探しましょう。

体重がドンドン落ちていく場合
 ひどい方でも妊娠20週くらいで落ち着くことが多いですが、中には出産まで、つわりが続く方もいます。これは、母体が「赤ちゃん」を「異物」として認識し、免疫寛容(赤ちゃんを自分の一部と認識して免疫をゆるめる)ができていないので、早産になる確率がとても高いです((+_+))
出産まで、漢方薬を飲み続けてほしいタイプの方です!そして、赤ちゃんが、2500g以上に育つまで、お母さんの胎内で成長させてあげられる環境をととのえていきましょう。
お出しする漢方薬は、個人差が大きいので、人それぞれで、これ!って言えないのですが、出産まで必ずサポートしますので、一緒に頑張りましょう~~!!

つわりに使う漢方薬は?
 乾姜人参半夏丸 ( かんきょうにんじんはんげがん )
一般的につわりに使う漢方薬です。ちょっとした胃腸症状から激しい吐き気まで幅広く使えます。トローチのようにすこしずつ舐めて飲むのがおススメです。
この漢方薬の中に入っている乾姜(かんきょう)とは、生姜を焼いたものです。軽いつわりなら、生姜を日々の食事に少し多めに取り入れてもらうと、おさまることが多いです。ぜひ、お試しください。

まとめ
 つわりは仕方ないとか、病気じゃないとか、時期がくれば落ち着く、と軽く見られがちですが、甘く見ないでください!!
つわりを軽く見たことで、赤ちゃんの成長が悪かったとか、早産になって赤ちゃんの体重がとても小さかった、という方を多く見てきました((+_+))
 そのたびに、私自身がとても後悔します。もっと「つわり」=「免疫寛容ができてない」、「赤ちゃんの成長に大きく関係する」っていえばよかった、、、と。

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