出産は命がけ 生まれてきた子は奇跡の塊

子宝相談

 いつの時代になっても、出産は命がけです。
今日は、私自身が出産のときに、「命が危なかった」という話をしましょう。

第2子の出産
 第1子は逆子だったため帝王切開での出産でした。「第2子こそは、普通分娩したい!」と、逆子に気を付けながら、妊娠生活をおくり、無事に臨月になりました。しかし、予定日になっても、まったく下がってこない。。。お腹のなかで成長しすぎると、出産時に帝王切開の傷に障る危険や、下に下がってこれない理由が赤ちゃんにあるのかも(へその緒が巻き付いている)ということで、急遽、帝王切開になりました。

気分は下がっていた
 普通に診察に行ったつもりが、急に帝王切開だと言われて、気持ちの整理がつかないままに、手術室に行くことになり、私の気分は下がったままでした。そんな状態で手術を受けたものだから、手術の途中に、意識があの世の入り口に行ってしまいました。

あの世は気持ちよかった
 私が、手術台の上で、痛くて痛くて苦しんでいると、急にフッと、きれいな花畑にいるのです。ポピーのようなオレンジや黄色の花が一面に咲いていて、誰もいない花畑。とてもきれいで気持ち良いところだな~って思いました。ここに居たいな!って思ったときに「おや?おかしいぞ?私は、さっきまで、手術台の上でイタイイタイと言ってたはずなのに・・・」。その瞬間に、主治医や看護師の叫ぶ声「ステリかけてる!!」

ステルとは
 「ステル」とは、病院用語で「死ぬ」という意味です。「あの患者さん、ステッタそうよ」「いつステッタの?」などの使い方をします。それを知ってる私は、主治医の「ステリかけてる!!」の叫び声で、「え?私が死にかけてる?いやいや、そりゃないでしょ~」って思った瞬間、先ほどの痛い現実に引き戻されて、痛みも復活していました。

手術室はパニック
 明らかに主治医も看護師も、大慌てしてた様子は、下半身麻酔の私にはとてもよくわかりました。
そこからは、全身麻酔に切り替えられたので、す~っと眠ってしまいました。廊下で待ってた、夫も母も、何かが起こった!一瞬、覚悟を決めた!って後々言ってました。

病院からの説明はなかった
 術後、しばらく経ってからも、病院からの説明は何もなく、主治医でないけど、手術に立ち会ってくれていたドクターに聞いてみると、「ガスの切り替えが遅れた」とだけ聞かされました。結局、それ以外の説明はなく、私も第2子の術後の経過も良く、普通に退院できました。

いつの時代も出産は命がけ
 昨日(満月の日)、私の推しの方の奥様が出産されました。無痛分娩だったそうですが、出産中の出血がひどく、緊急で大きな病院に転院されICUに入られたそうです。一時は意識が朦朧とされてたそうでうそうですが、幸い早い処置のおかげて、今は、母子ともに落ち着かれているとのことです。。その話を聞くと、やっぱりいつの時代も出産は命がけだな~と強く思いました。

命を大切に
 妊活をしていると、妊娠できたら、ゴールまで勝ち取ったかのように思われる人もいます。それは大間違いです。妊娠中の健やかな健康。そして、出産を乗り切る気力と体力が必要です!そうやって、生まれていた貴方自身。どうか、命を大切に。そして、一度きりの人生を、自分が一番自分を好きでいてあげて、そして好きなことをして、人生楽しかった~と思える最期を迎えましょうね!そのためには、健康資産が大切です。一緒に健康資産を高めていきましょうね!その方法を少しずつ、このブログで、発信していきたいと思っています!なにか一つでも誰かのためになれば!と思いつつ。

美泉堂薬局 西谷加奈子

タイトルとURLをコピーしました