神経性尿閉から導尿になってしまいました

健康情報

 私の父の話ですが、急な神経性尿閉から導尿になってしまいました。

顔がパンパンに!
 毎週1回、両親の様子を見に行ってるのですが、先週は会いに行ってびっくりしました。父の顔がパンパン!なんだか目つきもおかしい。聞くと「2日前から急に尿が出なくなってしまった」とのこと。尿意はあるものの、トイレに行っても出ない。寝てると、ジワーっとパットに染みて出ているそうです。

泌尿器科へ受診
 かかりつけ医に行くべきか迷いましたが、とにかく尿を出すことが必要と考え、泌尿器科へ連れて行きました。症状を伝えると、尿カテーテル(陰部から膀胱まで管をいれる)してくださり、ゆっくりと膀胱に溜まっていた尿がでてきました。その量、なんと1,300mL!!よく我慢してたものです。腎臓までダメになってたら、透析か!?と心配していましたが、とりあえず、尿カテーテルを挿入したまま、1週間、膀胱の筋肉を休ませることに。1週間の間、牛車腎気丸を飲んでね!と父に伝えて私は帰宅。

1週間 膀胱を休ませたけど
 1週間後に再受診に同行するため、再度訪問しましたが、なんと牛車腎気丸を飲み忘れたとのこと、、、不安がよぎります💦
 病院で、カテーテルをはずし、自力排尿できるか待ってみました。早くトイレに行きたくなるように、お茶、コーヒー、水といろいろ飲みましたが、2時間が経っても尿意ゼロ💦「トイレに行ったら、出たくなるかも!」と意気込んでトイレに行くも、30mL程度しかでませんでした。エコー検査して膀胱の残尿を見てみると、たっぷり残っていましたー💦つまり、自力排尿できず、再度、尿カテーテルを入れ、次回は1か月後とのこと、、、。

生涯導尿バック生活を覚悟
 先生は、何も言われなかったけど、、、
1週間休ませた膀胱の筋肉が復活できなかったということは、(私の考えですが、)
「膀胱に尿がたまったという尿意をしらせる神経伝達」と
「脳からの膀胱の筋肉を収縮させる神経伝達
のどちらも機能低下しているんだろうなーと予測しています。ということは、このまま生涯導尿バッグ生活になるかもねーと覚悟をしています。一か月も膀胱の筋肉や神経を刺激しないということは、回復するどころか、衰える一方だと思うのです。可哀そう、、、。でも、尿が出なくて苦しむよりは、ずっと良いですね。

楽天的な認知症
 父親はもともと軽度のアルツハイマー型認知症になっていましたが、今回の排尿トラブルで、さらに認知症の度合いはレベルアップしたように思います💦やはり、尿が出ないって怖いことですね。父自身も、その自覚があるようで、「物忘れがひどくなった」と言ってます。幸い、もともとの性格もあるでしょうが、楽天的なタイプの認知症なので、尿が出なくてしんどかったことは、すっかり忘れてて、夜間にトイレに行かなくてもぐっすり寝れることがうれしいようで、日々の生活を導尿バッグとともに楽しんでいます。

導尿バッグを入れる袋
 導尿バッグは、膀胱より下の位置に下げておく必要があります。そこで、導尿バッグ(ウロバッグ)というのがあると、見た目は導尿しているのがわかりりにくく、動きやすいので、父も案外快適に過ごせているようです。



肩からかけるタイプや車いすにぶら下げるタイプなどいろいろあるので、参考に楽天市場で販売中のものを貼り付けておきますね!

予防の漢方薬
 もともと頻尿ぎみのかた。尿に勢いがなく、少ししかでない、再々尿意がある、夜間に2回以上トイレに起きるという方は、牛車腎気丸をおススメします。そして、スタチン系の薬はほどほどに、、、

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